ABOUT

ある日、夢の中で、
ふわふわのくまさんに出会いました。
「こっちにおいで。」
くまさんに連れられてたどり着いたのは、
淡くやさしい、「こんぺいとうの森」。
森はたくさんの色であふれ、
ほのかなあまい香りが漂っていました。
そんなやさしさに包まれた森に、
私は心おどりました。
「この森ではね、きらきらな星のかけらが見つかるんだよ。」
くまさんがそっと教えてくれた森のひみつ。
私はひとつの星のかけらを手にのせ、
ちょんと触れてみました。
すると、それはやわらかく砕けて、
あっという間に粉々になってしまいました。
「ごめんなさい、大切な星のかけらを…」
私があわてて謝ると、くまさんは笑って言いました。
「大丈夫。この粉はね、やさしい色の素になるんだよ。
お水で溶かして、筆につけてみて。」
私はおそるおそる渡された筆をとり、
紙にそっと色をにじませると、
その美しさに、思わず息をのみました。
──これが、くまさんたちとクマモリとの出会い。
それから私たちは毎日、
「こんな色があったら素敵だね。」
「次はどこで星のかけらを見つけようか。」
そんなことをひそひそお話ししながら、
穏やかな日々を過ごしています。
今日もこんぺいとうの森では、
くまさんたちが星のかけらをあつめています。
そのひとつひとつから生まれる、
やさしい色があなたのもとにも届きますように。
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